公雷子の誕生日
〜久しぶりの出会い〜

 


公&申:「ここは・・・・!!」

ドアの向こうは見た事が無い雪の降っている場所だった。

公:「すごい・・・。まだ秋なのに何で雪が・・・。」
申:「・・・・公雷子、これは亜空間ですよ。十天君にしか使えないはずなのに何故・・・・?」

<パン、パーン、パンパカパーン!パンパカパーン!!>

公:「な、何、一体この音は・・・・。」

「甲斐ちゃん、お誕生日おめでと―!!」
そこには公雷子と同じ歳ぐらいで黄色の髪をした天祥似の子がいた。

公:「・・・・!!來夜!!うわぁ、元気にしてたぁ!!」

嬉しさのあまり公雷子は勢いよく來夜に飛びついた。

來:「甲斐ちゃん、お久しぶり―Vv」

來夜も嬉しさのあまり抱きついた。それを見ていた申公豹はちょっとやきもちを焼いた。

申:「公雷子、この方は誰です?」
來:「僕の名は來夜、來夜っていうんだ。よろしく〜♪」
申:「よろしく・・・・。(怒」

「・・・・來夜、お前何やってんだよ。(怒」
そう言って黒い髪の男の子は來夜を足で蹴った。

來:「いったいなぁ!!何すんだよ!!火厨木!!」
火厨木:「お前こそ何やってんだよt」
來:「何してるって・・・。ただ抱きついてるだけじゃんか。」
火:「お前なぁ・・・・。」
愁:「はい、そこまで。今日は何の日だったの?ちゃんと覚えてるでしょ?來夜。」
來:「うん、ちゃんと覚えてるよ。」
愁:「その前に申公豹様にご紹介をしなければ。私の名前はもうご存知ですよね。
   水色の髪をしたのが私、愁思です。そして、黒色の髪をしたのが火厨木です。
   そして、こっちの黄色の髪をしたのが來夜です。」
來:「火厨木は、僕の友達なんだー♪」
火:「オイ!!(怒)勝手に決めんな!!」
來:「何だよぉ。友達だろ!!」
愁:「來夜、今日が何の日か分かってるんでしょう!!早く準備をなさい!!」
來:「はーい。さ、じゃあ改めていうね。公ちゃん、お誕生日おめでとー♪」

<パーン!>

公:「あ、ありがとう。(でもわざわざクラッカー鳴らさなくても・・・。
   っていうかこの時代にクラッカーなんてある?)。」
愁:「ごめん、甲斐・・・・・・・・。」
火:「ったく、何やってんだか。」

申:「・・・(あ然」
公:「來夜・・・・・・・・。」
火:「ったく、來夜!!みっともないことするなよ!!」

火厨木はまた來夜を足でけった。

來:「何するんだよ!!」
火:「お前がみっともないことするからだろ!!」
來:「愛想無いお前よりはましだ!!」
火:「何だと〜!!(怒」

<ギャーギャー>

愁:「あの二人は放っておきましょう。甲斐、お誕生日本当におめでとう。」
公:「ありがとう、愁思。嬉しいよ。」
愁:「これ、私からのプレゼント・・・。気に入るかは分からないけど・・・・。」

愁思はネックレス(?)らしきものを渡した。

公:「うわぁ、どうもありがとう、とってもうれしいよ♪」
愁:「宝貝につけるといいわ。それは携帯に便利だから・・・・。」
公:「本当にどうもありがとう♪早速使わせてもらうね♪」
愁:「ええ・・・・。遠慮なく使って。」
來:「しゅ、愁思ちゃん・・・。早くご飯食べようよぉ(泣」
火:「お前喧嘩弱すぎtだらしねーぞ。」
來:「仕方ないだろ!!いつか絶対勝ってやるからな!!」
火:「勝ったらの話だけどな・・・。ま、一億光年経っても無理だと思うけどな。」
來:「な、何い〜(怒)!!許せないぞ!!」

<ドカッ、バキッ>

公:「あ〜あ、また喧嘩が始まっちゃった・・・・。」

その時、愁思はキレた!!そして別の人格、「紀空」の人格に変わってしまった。
「五月蝿い。そんなことしてる暇があったらさっさとやる事をやれ。(怒」

來&火:「あ・・・・。あっちゃ〜、しまった、人格変わっちゃった・・・・。」
公:「しゅ、愁思・・・。どうした・・・の・・・・?・・・・・!!」

「何・・だよ・・・。」

公:「・・・貴方・・・紀空?紀空じゃない!!久しぶり!!」
紀空:「お前・・・・・・。甲斐・・か?」
公:「そう、そうよ!!私甲斐。覚えててくれたんだね。」
紀:「ああ・・・・。久しぶりだな。」
火&來:「(火厨木、今のうちに逃げようか。)(・・・そうだな、來夜、逃げるぞ。)」
     紀空は、それを見逃すことなく火厨木と來夜の方を睨んだ。
紀:「・・・・お前ら逃げるな。」
火&來:「ひ〜、ごめんなさい〜(泣」
紀:「許さん!!」
火&來:「逃げろ〜!!」

火厨木&來夜は紀空に追いかけられながら逃げ回った。

公&申:「・・・・・。(一体なんだったんだろう?)」

公雷子と申公豹は顔を見合し、微笑した。

申:「あの人たちが帰ってくるまで待っておきますか。」
公:「うん♪」

そして、愁思達がやっと帰ってきた。

愁:「・・・・/////。ごめん、甲斐。みっともない所見せちゃって・・・・。」
公:「う、ううん。別に気にしてないよ。大丈夫。」
來:「ごめんなの・・・・・・・・t」
公:「別にいいよ。そんな誤らなくても・・・・。」
火:「・・・スマン。」
公:「だ、大丈夫だよ。」
愁:「せっかくの誕生日なのにこんなのでごめんなさいtまた来年はきっちりするわ。
   じゃあ、またいつか、何処かで会いましょう。では、甲斐、元気でね。」
公:「うん、愁思も、來夜も火厨木君も紀空も元気でね・・・・。」
來:「僕はいつでも元気だぞー。」
火:「來夜、五月蝿い。黙れ。」
來:「なにぃ〜!!」
愁:「・・・・また始まった・・・・tじゃあ、またね、甲斐。」
來:「甲斐ちゃん、バイバ〜イ。また会おうね〜♪」
火:「・・・・またな。」
公「じゃね、みんな今日はありがとう。今日のこと絶対に忘れない、忘れないよ。」
申:「今日はどうもありがとうございました。では、これで・・・・。」
愁:「甲斐、申公豹様、さようなら。」

―――――――――――そうして、私の誕生日の一日は終わった―――――――

申:「・・・公雷子。ちょっと渡したいものがあるのですが・・・・・。」
公:「・・・何?」
申:「あの・・・・その・・・・・。いえ、やっぱり何でもありません!!」
公:「?師匠、変なの?」
申:「また・・・明日言います。」
公:「うん分かった。明日絶対に言ってね。約束だよ♪」

今日公雷子に渡すつもりのプレゼントを恥ずかしくて渡せなかった申公豹でした。(笑

弥生のコメント

師匠tごめんなさいt上手いこと小説書けませんでした。一体何を書きたかったんだろう・・・・。
イラストもあんなヘボ絵でごめんtしかもブレが起こる・・・・。
しかも來夜びみょ―に変・・・・・・・・・・・・・t師匠、本当にごめんなさいですm(_ _)m

管理人:浪老子のコメント
素晴らしい小説をありがとう!
みんなにお祝い(?)してもらって、公雷子も幸せだね♪
そして申公豹もちゃっかりヤキモチ妬いちゃってVvも〜
しかもそれだけでなく浮気疑惑まで!?わお!
ほんの1日なのにいろんなことが起こってるね〜!
見てて全く飽きが来ませんでした。目が離せない!

弥生の今後の作品にも期待しま〜す!

 

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