君はいつもここに

「―――――。」

名前を呼ばれた
そんな気がした

泪で濡れた瞳を向ける
そこには大事な
大事な大事な君

いつもとかわらぬ微笑みで
いつもとかわらぬ優しさで
僕を包み込んで

トケテイク哀シミ感ジルヨ

僕が見ていたあっちの世界
沢山沢山人がいて
だけどココにも君がいて

気付かなかったのは
あっちばかり見てたから

こっちにだって君がいて
僕の隣に君がいて

もう僕は泣かないよ

こっちにだって君がいて
僕がいて

皆がいるから

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凛サマのコメント

はい!!記憶の中(心の中)にも皆いるんですよ〜

外ばかり見てたらわかんないけど。

というわけで、凛は小学校の友達忘れないよ〜!!

以上、長い長い駄文を読んでくれて、ありがとうございました!!


浪老子のコメント

前の詩に「僕」が答えを出すような感じになってますね。

「どうか行かないで 僕の傍にいて」から「僕はもう泣かない こっちにだって君はいるから」に変わってます。

慣れ親しんだ友達や、その他の人達と別れるのは寂しい事だと思います。

ましてや、その後はもうほとんど会えないわけですから。さらに死に別れたなんて言ったらもう・・・

でも、その人達とのこと、忘れさえしなければ、自分の記憶には確かに残るんです。

その人は確かに自分と共にいたんですから。

例え時は移り変わってしまっても、その人といた時間は確かに存在していた―――

思い出の大切さを改めて知った一編でした。

 

素敵な詩をありがとうございました!

 

P.S.・・・・・そう言えば似たような内容の詩を書いてたなぁ。いくつめかの「誘い」(TOP詩)に。


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