〜誘い〜 二十一
光が、見えた
あれは、そう、ずっと昔
ずっとずっと、探していた
あの光を、見つけたくて
ずっとずっと、彷徨った
暗い闇を、いつまでも
そしてやっと、ここに来た
光が差し込む、その場所に
そこにいたのは貴方だった
直向きな瞳が眩し過ぎて
この光を、失ってはいけない
それが私の、生きる意味――
戻的桃源郷