〜誘い〜 十三
昨日までずっと
傍にいてくれた
まるで空気みたいに
当たり前のようにいた
今もなお私は
あなたの幸せの鎖に
縛られていたいけれど
別れるという事は
こんなにも辛くて
切ないから――
だから見つめていて
せめてこの瞬間(とき)だけ
あなたの瞳に縛られてたい
この気持ちだけは
真実なの・・・
戻的桃源郷