〜誘い〜  十一

 

 


想い届け 彼岸花―−―


そこに咲いていたのは 赤い一輪の花

その命燃やすため 咲き誇るは彼岸花


華の命は 短く そして儚く

いつか散り行く運命 見届けてくれればいい


ああ 願わくはこの彼岸花

想い届け 空の彼方へ

愛しい貴方に 散る花の如く

捧げます 燃ゆる想いを


どうか願わくはこの悲願花

散りながら捧げます

燃える炎の如く 祈ります

次の世でまた逢いましょう・・・


生まれ変わったら貴方の傍で

咲きます HIGANBANA・・・・

 

 

 

 

 

 

戻的桃源郷