赤キ花ノ恋歌

 

それがいつであったのか

それが誰であったのか

想い出す術を 俺は知らない

 

散った花が何の花であったのか

流れた血が誰の血であったのか

想い出す術を 俺は知らない

 

それは赤き血の散華

永遠の闇に散る

紅の花びら

 

散り行く花びらは寄り集まり

ひとつのたゆとう流れとなる

赫き川は闇を彷徨い

どこへ流れ出でるのか

 

行き着く先を 俺は知らない・・・・

 

いつの日か この赫の大河に

呑み込まれる日が来るだろう

俺は甘んじてそれを受けよう

それが俺の罪の因果なら

 

紅きこの身を その流れに沈めよう――

それが お前の望みなら

 

赫い華――・・・

 

 


・・・・グロい、ですか。

リクエストが「朱呂の詩or傀儡狂宴のイメージ」とのことだったので

「黒と赫」をイメージして作ってみたんですが・・・・

一人称は俺なのはどちらのイメージでもいけるようにしたためです。

・・・上総さまの一人称がどのようなものかは知りませんが^^;

朱呂様で恋歌を書くとこーんな感じになっちゃうんでしょうか・・・うぅーん・・・

なんにせよ、暗闇で血まみれですな。どうか夢には見ないで下さいぃ〜っ

 

そんなわけで、奏季様。リクの詩でございます。こんなのでよければ貰ってください。

「グロすぎなんだよ!」って場合は再度書き直しますので・・・


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